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豊臣兄弟!あらすじ全話まとめ|最終回までをわかりやすく解説

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目次

大河ドラマ「豊臣兄弟!」のあらすじまとめ(最初に読むべきポイント)

豊臣兄弟!はどんなドラマ?

歴史にif(もしも)はないものの…
「秀長が長生きしていれば豊臣家の天下は安泰だった」
とまでいわしめた天下一の補佐役・秀長の目線で
戦国時代をダイナミックに描く波乱万丈のエンターテインメント!

2026年 大河ドラマ制作決定!主演・仲野太賀 × 作・八津弘幸 × 豊臣秀長 – NHK

豊臣兄弟!最終回までのストーリーの流れ

NHKが2024年3月12日に公開したあらすじによると、「桶狭間の戦い」ののちに織田信長のもとで、藤吉郎と小一郎の兄弟が頭角を表すことが説明されています。

その織田信長が1582(天正10)年に起こった「本能寺の変」で討死にすると、秀吉と名を改める藤吉郎は、同じく秀長と名を改めた弟・小一郎の補佐を受けながら、100年以上続いた日本の戦国時代にピリオドをうつことになる天下統一事業に邁進することになるでしょう。

尾張中村の貧しい農家に生まれた小一郎(のちの豊臣秀長)は、田畑を耕し土と共に生きる暮らしに満足しながら、平穏な日々をすごしていた。ある日、音信不通の兄・木下藤吉郎(のちの豊臣秀吉)が意気揚々と姿を見せる。若き戦国武将・織田信長に仕官して大出世を目指しており、小一郎に自分の家来になってほしいと願い出る。
強引な兄の誘いに巻き込まれる形で武士への転身を余儀なくされた小一郎は、母と姉妹を残し生まれ故郷の中村をあとにする。藤吉郎とともに城下町の清州に出てきた小一郎は主君・信長と運命的な出会いを果たす。そのほか、信長のもとで野心を燃やす若き家来たちなど、その後の木下兄弟の運命を左右する人物との刺激的な出会いの数々──。
そして、ついに「桶狭間の戦い」の火ぶたが切られる。信長の奇跡の大勝利に、武士として生きていく覚悟を決めた小一郎だが、それはピンチと苦労の連続の始まりだった──。
天下布武への道をひた走る信長のもと、メキメキと頭角をあらわしていく兄・木下藤吉郎。その天才的といわれる武功の数々を実現せしめたのが、弟・小一郎の知恵と勇気、そして持ち前の「調整力」だった。
目の前に立ちはだかるハードミッションを絶妙のコンビネーションで次々とクリアしていく木下兄弟。やがて小一郎は兄とともに、万民が笑って暮らせる太平の世を作るという夢を抱き始める。
戦国乱世を舞台に、熱い兄弟が夢と希望を胸に突っ走る、奇跡の下剋上サクセスストーリー!

2026年 大河ドラマ制作決定!主演・仲野太賀 × 作・八津弘幸 × 豊臣秀長 – NHK

豊臣兄弟! 各話あらすじ

豊臣兄弟!第1話「二匹の猿」あらすじ

戦や人殺しが大嫌いな小一郎(仲野太賀)。小一郎は8年ぶりに兄・藤吉郎(池松壮亮)と再会するもいきなり藤吉郎によって清須城下に連れて行かれる。

豊臣兄弟!第2話「願いの鐘」あらすじ

織田信長(小栗旬)が尾張国の統一を目指す。小一郎が武士になるために生まれ故郷の中村を離れて清須に向かう。

豊臣兄弟!第3話「決戦前夜」あらすじ

藤吉郎は戦のどさくさに紛れて父の敵討ちをすることを小一郎に明かす。1560(永禄3)年5月、今川義元(大鶴義丹)の大軍が尾張国に侵攻。織田信長が全軍に出陣命令を下す。

豊臣兄弟!第4話「桶狭間!」あらすじ

1560(永禄3)年5月19日未明、織田信長が桶狭間で今川義元の首を討ち取る。桶狭間の戦いの戦功で藤吉郎は足軽組頭へ昇進。「木下藤吉郎秀吉」の名前を許され、小一郎は藤吉郎の与力(寄騎)となる。

豊臣兄弟! 5話「嘘から出た実(まこと)」 あらすじ

豊臣兄弟の家族にともの夫・弥助(上川周作)とあさひの夫・甚助(前原瑞樹)が加わる。藤吉郎・小一郎兄弟が美濃国・鵜沼城主の大沢次郎左衛門(松尾諭)に対する調略を開始。

豊臣兄弟! 6話「兄弟の絆(きずな)」 あらすじ

織田信長は大沢次郎左衛門を信用せず小一郎に斬れと迫る。次郎左衛門を斬れば鵜沼城で人質になっている藤吉郎が斬られるとして信長の命令に逆らう。

豊臣兄弟! 7話「決死の築城作戦」 あらすじ

藤吉郎と寧々が結婚する一方で直は小一郎から離れて生まれ故郷の中村に帰ろうとする。織田信長による稲葉山城攻略が本格化。藤吉郎と小一郎は敵地の墨俣に砦を築くことを命じられる。

豊臣兄弟! 8話「墨俣一夜城」 あらすじ

墨俣に築いた砦は囮であり、攻撃の主目標は稲葉山城に近い北方城。城主の安藤守就(田中哲司)は囮作戦を見抜いており別働隊の主将となった小一郎は返り討ちに遭う。故郷の中村で直に悲劇が襲う。

豊臣兄弟! 9話「竹中半兵衛という男」 あらすじ

藤吉郎・小一郎・蜂須賀正勝(高橋努)の3人がかりで竹中半兵衛を調略。「美濃三人衆」が斎藤龍興を見限ったことで織田信長が稲葉山城を落城させる。

豊臣兄弟! 10話「信長上洛」 あらすじ

1568(永禄11)年、明智光秀(要潤)の進言に従い織田信長が足利義昭(尾上右近)を奉じて京に上洛。義昭は朝廷から室町幕府第十五代征夷大将軍に任ぜられる。義昭は信長を副将軍にしようとするも信長は固辞。

豊臣兄弟! 11話「本圀寺の変」 あらすじ

「将軍殺し」の異名を持つ松永久秀(竹中直人)が織田信長の前に現れる。小一郎が堺の会合衆から購入しようとした300挺の鉄砲が三好三人衆に流れ、足利義昭が籠る本圀寺を襲撃。

豊臣兄弟! 12話「小谷城の再会」

織田信長が足利義昭のために二条城を築城。藤吉郎は京都奉行に任命され多忙な日々を過ごす。北近江の大名・浅井家では古くから付き合いのあった越前の大名から人質を差し出すよう要求されていた。

豊臣兄弟! 13話「疑惑の花嫁」

小一郎と慶が結婚。しかし慶は小一郎に対して全く心を開かない。1570(永禄13)年、織田信長が朝倉討伐を開始するも、越前国・金ヶ崎城で浅井長政の裏切りに遭う。

豊臣兄弟! 14話「絶対絶命!」 あらすじ

「金ヶ崎の退き口」で藤吉郎が殿(しんがり)を志願。小一郎は最後尾の配置となる「殿の殿」を志願して、信長は京に無事脱出

豊臣兄弟! 15話「姉川大合戦」

藤吉郎が小谷城を攻めるため信長に献策する。織田・徳川連合軍と浅井・朝倉連合軍が姉川で激突。織田・徳川連合軍の勝利に終わる。

豊臣兄弟! 16話「覚悟の比叡山」

浅井攻めのため藤吉郎と小一郎が宮部継潤(ドンペイ)を調略宮部継潤は「藤吉郎の身内」を養子として要求するも、とも(宮澤エマ)は長男・万丸を差し出すことに大反対。そんなとき信長の命により藤吉郎と明智光秀(要潤)による延暦寺攻めが始まる。

豊臣兄弟! 17話「小谷落城」 あらすじ

織田信長が足利義昭を京から追放。小谷城が落城し浅井長政は自害して果てる。

豊臣兄弟!登場人物とキャスト

小一郎(豊臣秀長)

尾張中村の貧しい農家に生まれる。田畑を耕し土と共に生きる暮らしに満足しながら、平穏な日々をすごしていた。ある日、音信不通の兄・木下藤吉郎が現れ織田家に仕官するから自分の家来になってほしいと言われる。

藤吉郎(豊臣秀吉)

小一郎の3歳年上の兄。登場時の名は藤吉郎(とうきちろう)。尾張中村の貧しい農家で生まれ育ったが、主君である戦国武将・織田信長のもとでメキメキと頭角をあらわし、ついには天下統一を果たす。

小一郎と藤吉郎の故郷である尾張中村の土豪の娘。小一郎と同い年の幼なじみ。男勝りな性格だが、小一郎のことをひそかに慕っている。乱世に翻弄される悲劇のヒロイン。

慶(慈雲院)

小一郎の正妻。のちの慈雲院(じうんいん)。激動の時代を生き抜き、やがて兄嫁の寧々とともに豊臣兄弟を支える存在となる。夫の秀長が大和国の統治を任されると、ともに大和郡山城に入り、夫の晩年まで連れ添う。

寧々(北政所)

豊臣秀吉の正妻。秀吉が関白に就任したのちは北政所(きたのまんどころ)と称される。負けず嫌いの性格で、夫の秀吉とともに出世街道を駆け抜ける。やがて庶民の娘から“戦国のファーストレディ”へと昇りつめることに。

なか(大政所)(天瑞院殿)

豊臣兄弟の母。夫を早くに亡くし、女手一つで二男二女を育てる。息子たちの異例の出世に喜びやとまどいを感じながらも温かく見守り、天下人となった秀吉が関白に就任すると「大政所(おおまんどころ)」と称されるようになる。

とも(瑞竜院日秀尼)

豊臣兄弟の姉。しっかり者で負けん気が強い。三人の男児を産み育てるが、跡継ぎに恵まれなかった弟の秀吉によって政治の道具として利用される。のちに秀吉の後継者となった長男の秀次は謀反の疑いをかけられ妻子とともに処刑されることになる。

あさひ(朝日姫)

豊臣兄弟の妹。天真らんまんな性格で、貧しい農家暮らしの中でもいつも前向きで笑顔をたやさない。兄たちが出世したおかげで夫ともども裕福で幸せな暮らしを送っていたが、ある日突然、秀吉によって離縁させられ徳川家康のもとに嫁がされることになる。

浅野長勝

織田家に仕える武士で、寧々の父。小一郎たちの亡き父・弥右衛門と戦に出たことがあり、今も藤吉郎に目をかけている。

ふく

寧々の母。気は優しいが、どこか頼りないところのある夫を支える世話女房。

やや

寧々の妹。姉の寧々と共に、浅野長勝。ふく夫妻の愛情を受けて育つ。やがて、長勝が婿養子として迎えた浅野長吉と結婚することに。

弥助

豊臣兄弟の姉・ともの夫。のちの三好吉房。小一郎たちが清須に家族を呼び寄せた後は、彼らを手伝い武士となる。ともとの間に、3人の男子をもうける。

甚助

豊臣兄弟の妹・あさひの夫。のちの副田吉成。天真爛漫(らんまん)なあさひとは良き夫婦となる。弥助同様、小一郎たち行動を共にすることに。

坂井喜左衛門

尾張国中村で大きな影響力を持つ土豪。ある事情で藤吉郎を憎んでおり、小一郎が娘の直と親しい関係にあることもよく思っていない。

浅野長吉

のちの浅野長政。寧々の妹・ややの入り婿となり、浅野家の家督を継ぐ。信長の死後は秀吉に仕え、秀長・秀吉の数少ない身内として、戦乱の世を共に歩むことに。のちに豊臣政権の五奉行の一人に任じられる。

万丸

ともと弥助の間にできた子供で長男。宮部継潤のもとに養子として出される。

与一郎

小一郎と慶の間にできた子供で長男。

蜂須賀正勝

木曽川での運送に携わる土豪。美濃の要地・墨俣に砦(とりで)の築城を命じられた豊臣兄弟は、正勝に協力を求める。

前野長康

正勝と義兄弟の契りを結ぶも、織田家に仕えたため疎遠に。豊臣兄弟から、正勝との橋渡しを頼まれる。

竹中半兵衛

戦国時代を代表する名軍師。学問に通じ、知略に長(た)けた美男子だったと伝わる。美濃の斎藤龍興に仕えていたが、のちに秀吉の参謀となる。

黒田官兵衛

秀吉に仕えた軍師。織田と毛利の勢力争いの前線・播磨(兵庫県西部)で小寺家に仕えていたが、秀吉が播磨攻略を任されたことを機に、率先して秀吉の配下に入る。竹中半兵衛に対抗心を燃やす。

石田三成

秀吉に重用された、近江国生まれの戦国大名。秀吉と柴田勝家が争った賤ヶ岳の戦いで活躍したほか、数字に強く太閤検地などでもその力を発揮した。秀吉の晩年には、25歳の若さで五奉行の一人となり、豊臣政権の中核を担う。

加藤清正

若いころから秀吉に近習(きんじゅう)として仕える。数々の武功を上げ、秀吉と柴田勝家がぶつかった賤ヶ岳(しずがたけ)の戦いでの功績から「賤ヶ岳の七本槍(やり)」の一人とされる。

福島正則

加藤清正と同様、秀吉に近習(きんじゅう)として仕えた、子飼いの家臣。賤ヶ岳(しずがたけ)の戦いでは最大の武功を挙げたとされる「賤ヶ岳の七本槍(やり)」の一人。

藤堂高虎

秀長の重臣の一人。巨漢で知られ、初めは近江の大名・浅井長政に仕えるも、主君を変えて転々とする。秀長と出会い、武勇だけでなく学問も重要だと教えられ、算術・鉄砲・築城など多くを学ぶ。

やがて頭角を現し、豊臣秀吉の中国攻めや賤ヶ岳の戦いなどにも参戦。前線で戦うだけでなく、兵站(へいたん)を任されるなど、知勇兼備の武将となる。築城名人としても知られる。

織田信長

大胆で革新的な戦略と非凡なリーダーシップにより領土を拡大し、「天下布武」のスローガンのもと天下一統を目指したカリスマ的武将。立身出世を目指す小一郎(のちの秀長)と藤吉郎(のちの秀吉)兄弟にとって絶対的な主君である。当主争いで対立した弟を自らの手で殺害したという苦い過去を持っている。

お市

織田信長の妹。乱世に翻弄され悲劇的な一生を送るが、兄・信長と織田家のため波乱万丈な生涯を毅然(きぜん)として生き抜いた戦国ヒロインのひとり。信長と同盟を結ぶ近江の浅井長政に嫁ぎ、茶々・初・江の三姉妹を生み育てるが、のちに兄と夫が対立することになる。

織田信勝

信長の弟。元は仲のいい兄弟だったが、父・信秀が亡くなると、信勝を擁立しようとする家臣たちに担がれる形で兄への謀反を企て……。

織田信澄

信長の弟・信勝の長男。父が謀反の疑いで信長に謀殺(ぼうさつ)されたのちは、柴田勝家の下で育つ。明智光秀の娘婿となり、信長からの信任も厚い。

織田信忠

信長の長男。信長から家督を譲られ、美濃・尾張を治めることに。本能寺の変の際に、父・信長とともに討たれる。

織田信孝

信長の三男。家督を継いだ兄・信忠とともに信長の天下一統の力となる。父の命で四国遠征に出ていたときに本能寺の変が起きたことを知る。

柴田勝家

織田信長の重臣の一人。勇猛果敢な戦上手で「鬼柴田」の異名で恐れられた。足軽時代の小一郎と藤吉郎にとっては怖くて苦手な存在。やがて二人が出世を果たすとあからさまに毛嫌いするようになる。信長亡きあとの「清須会議」では後継者争いを繰り広げ、やがて「賤ケ岳の戦い」で兄弟と激突することになる。

前田利家

血気盛んで派手好きな「かぶき者」だが、槍(やり)の名手として数々の武功をあげ、秀吉と同世代の良きライバルとして出世争いを繰り広げる。やがて柴田勝家の与力として北陸方面軍の一翼を担うが、信長亡きあと勝家と秀吉が対立することになる。のちに五大老の一人として豊臣政権を支え、加賀百万石と称される加賀藩の礎を築く。

まつ

加賀国(石川県南部)の大名・前田利家の正室。学問や武芸に長(た)け、夫・利家を支え、家を守るために尽力した。豊臣兄弟やその家族と深くかかわり、やがて豊臣政権下で利家が秀吉を支えるようになると、まつと寧々も親密な関係を築いていく。

佐久間信盛

織田家筆頭家老。撤退戦でしんがりの指揮をよく務めたことから「退(の)き佐久間」と称される。

林秀貞

織田家家老の一人。外交や行政を中心に、事務方としてその能力を発揮する。

森可成

武芸に優れ、特に槍(やり)の名手として知られる。信長の近習となる森成利(乱、いわゆる蘭丸)は可成の息子。

丹羽長秀

信長が絶対的な信頼を置いた家老、通称“五郎左(ごろうざ)”。血気盛んな武将が多い家臣団の中で文武両道を実践し、織田家を支える。

佐々成政

信長にその戦働きを認められ、精鋭部隊の一つである黒母衣衆(くろほろしゅう)の筆頭に上り詰めた、血気盛んな男。

佐久間盛重

信長と、その弟・信勝の両方に仕えた経験を持つ。桶狭間の戦いでは要衝・丸根砦(まるねとりで)を任されるが……。

森蘭丸

森可成の三男。幼い頃より織田信長に小姓として仕えて、やがて近習となる。本能寺の変の際は、明智光秀の急襲を受け、信長とともに18歳の若さで討ち死にしたとされる。

滝川一益

織田家重臣。甲斐武田家の滅亡後は、東国経営を任される。本能寺の変のあと、秀吉とは袂(たもと)を分かち、柴田勝家に味方することに。

池田恒興

信長に小姓として仕え、のちに家老となる。本能寺の変ののち、清須会議では秀吉に味方する。

荒木村重

摂津有岡城主で、信長から摂津一国の統治を任される。西国へ侵攻する信長の命で播磨攻略にあたるが、突如秀吉にその任務を奪われることに。秀長・秀吉たちに黒田官兵衛を紹介する。

徳川家康

戦国乱世に終止符を打ち、江戸幕府初代将軍として泰平の世を築いた戦国三英傑の一人。「桶狭間の戦い」で主君の今川義元が信長に討たれたことで、その後の運命が大きく変わることに。信長亡きあと天下一統を狙う豊臣兄弟の眼前に最大最強のライバルとして立ちはだかる。

石川数正

徳川家康が幼いころから近習(きんじゅう)として仕えてきた腹心ともいえる存在。のちに秀吉との対立のなかで、家康のもとを出奔する。

斎藤龍興

美濃国の大名。父・義龍が急逝し、14歳の若さで美濃斎藤氏の家督を継ぐ。父の代からの重臣、竹中半兵衛や美濃三人衆(稲葉良通・安藤守就・氏家直元)など優秀な家臣に恵まれていたが、若年ゆえに家臣の掌握に苦慮。かねてより美濃を狙っていた織田信長は、この機に攻勢を強めるも、龍興は徹底抗戦して信長を苦しめる。

斎藤義龍

美濃の戦国大名。土岐氏の家臣から戦国大名となった斎藤道三の嫡子。当主となるが父と対立し、討ち滅ぼした。織田信長と対立し続けたが、早くに病死。

斎藤道三

土岐家の重臣から、下剋上(げこくじょう)により美濃一国を治める戦国大名へと台頭。実の息子・義龍よりも、娘婿である織田信長を高く評価した。

大沢次郎左衛門

美濃の要衝・鵜沼城の城主。小一郎たちから、織田方に寝返らないかと調略を受ける。礫(つぶて)打ちの名人。

次郎左衛門の妻。体が弱く、病の床に伏せりがちだが、夫とは深い絆で結ばれている。

大沢主水

大沢次郎左衛門の嫡男。

稲葉良通

道三の時代から斎藤家に仕える美濃三人衆の一人。跡目を継いだ龍興の才覚には疑問を抱いており……。

氏家直元

美濃三人衆の一人。龍興とは折り合いが悪く、己の諫言(かんげん)が聞き入れられないことに危機感を抱く。

安藤守就

美濃三人衆の一人。小一郎・藤吉郎からの調略を受け、主君への忠義とのはざまで揺れることに。

足利義昭

数奇な運命に翻弄された、室町幕府最後の将軍。足利将軍家の再興を目指し、明智光秀を通じて信長に接近、上洛(じょうらく)を持ちかける。

明智光秀

日本史上最大のミステリーといわれる「本能寺の変」において、天下人である主君・織田信長を自害に追い込み、時代の流れを大きく変えた奸臣・明智光秀。領民に慕われ名君と称された人格者であり、教養に長けた文化人であったともいわれているが、その素顔はいまだ謎のベールに包まれている。

三淵藤英

室町幕府の将軍に仕えた奉公衆。側近として、義昭の将軍職就任のために奔走する。義昭と信長の関係が悪化していく中、義昭に献身的に仕える。

浅井長政

義に厚く知勇に優れた青年武将。織田家と同盟を結び、その証しとして信長の妹・お市を妻に迎える。茶々・初・江の三姉妹をもうけ、幸せな結婚生活を送る。やがて将軍・足利義昭を奉じて上洛(じょうらく)を果たした信長が越前の朝倉義景と対立すると、朝倉方に味方して義兄の信長に反旗を翻す。

茶々

浅井長政と織田信長の妹・お市の間に生まれた、茶々、初、江の“浅井三姉妹”の長女。やがて父が信長と対立し、敗死。お市が柴田勝家と再婚したことにともない越前に移る。賤ヶ岳の戦いで勝家が豊臣秀吉に敗れ、お市・勝家が北庄城で自害すると、その庇護下(ひごか)に入り、仇(かたき)である秀吉の側室となる。

浅井久政

浅井長政の父。家督を長政に譲ってからも、大きな発言力を持つ。長政が同盟を結んだ織田信長をよく思っておらず、嫁いできた市にもつらく当たる。

遠藤直経

浅井長政の重臣。長政が市をめとって信長と同盟を結んだことを快く思っておらず、長政の父・久政とともに織田を排除すべく動く。

宮部継潤

浅井長政を支える猛将。長政が信長を裏切り朝倉側についたのち、小一郎・藤吉郎は継潤の調略(ちょうりゃく)を任されることに。

朝倉義景

越前(福井県北部)の戦国大名。浅井家とは長年よしみを通じてきた。だが足利義昭を奉じて上洛した信長からの上洛要請に従わず、対立を深めていく。

朝倉景鏡

越前の戦国大名・朝倉氏の一門で、義景の従弟。織田信長を警戒し、越前を守るべく浅井長政に働きかけるが……。

松永久秀

大和国(現在の奈良県)の戦国武将あまたの裏切りと変わり身の早さゆえに周囲から恨みを買うことが多い。織田信長が足利義昭を奉じて上洛(じょうらく)すると、いち早く織田に臣従、小一郎たちともかかわりを持つことに。茶人としても高名。

石成友通

近畿で一大勢力を誇った三好氏の重臣・三好三人衆の一人。松永久秀とは深い因縁がある。信長が上洛すると激しく抵抗し……。

今川義元

東海道の広大な地域を支配する駿河の戦国大名。教養に富み、領地をよく治め、軍事的手腕にも優れていたことから、のちに“海道一の弓取り”と称される。大軍を率いて尾張国東部をめぐる織田信長との戦いに臨む。

武田信玄

戦国最強と称された甲斐の戦国大名。織田信長・徳川家康とは同盟を結んでいたが、やがて対立。遠江へ侵攻し、三方ヶ原の戦いで徳川家康を破り、三河に進軍するが――。

長宗我部元親

土佐(現在の高知県)の戦国武将。元は信長と同盟を結んでいたが、やがて四国の有力な大名となり、織田氏と対立する。秀長と秀吉は、のちに元親と大戦を構えることになる。

今井宗久

堺の豪商。商人たちによる自治組織・会合衆の一人。信長をはじめ戦国大名と深いかかわりを持つ。茶人としても知られ、千利休、津田宗及とともに茶の湯の三大宗匠と称される。

津田宗及

堺の豪商で茶人。上洛した信長は、会合衆に多額の矢銭(軍用金)を要求。会合衆の中心人物であった宗及は対応を迫られる。

豊臣兄弟!人物相関図

豊臣家の人間関係

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役名キャスト役柄
小一郎仲野太賀主人公。のちの豊臣秀長
藤吉郎池松壮亮小一郎の兄。のちの豊臣秀吉
なか坂井真紀小一郎の母。のちの大政所
とも宮澤エマ小一郎の姉。のちの瑞竜院殿
あさひ倉沢杏菜小一郎の妹。のちの朝日姫(南明院殿)
吉岡里帆小一郎の正妻。のちの慈雲院
寧々浜辺美波藤吉郎の正妻。のちの北政所
白石聖小一郎の幼なじみ
浅野長勝宮川一朗太寧々の父
ふく森口瑤子寧々の母
やや増井湖々寧々の妹
弥助上川周作ともの夫。のちの三好吉房三好常閑
甚助前原瑞樹あさひの夫。のちの副田吉成(副田甚兵衛尉)
坂井喜左衛門大倉孝二直の父で尾張中村の土豪
浅野長吉大地伸永ややの夫
万丸ともと弥助の長男
与一郎小一郎と慶の長男

藤吉郎の与力・家臣たちの人間関係

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役名キャスト役柄
蜂須賀正勝高橋努織田信長の直臣で秀吉の与力
前野長康渋谷謙人織田信長の直臣で秀吉の与力
竹中半兵衛菅田将暉織田信長の直臣で秀吉の与力、軍師
黒田官兵衛倉悠貴織田信長の直臣で秀吉の与力、軍師
石田三成松本怜生秀吉・子飼いの家臣
加藤清正伊藤絃秀吉・子飼いの家臣
福島正則松崎優輝秀吉・子飼いの家臣

小一郎の与力・家臣たちの人間関係

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役名キャスト役柄
藤堂高虎佳久創小一郎の家臣

織田家の人間関係

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役名キャスト役柄
織田信長小栗旬小一郎・藤吉郎の主君
お市宮﨑あおい信長の妹。のちに浅井長政に嫁ぐ
織田信勝中沢元紀信長の弟
織田信澄緒形敦信長の甥。信勝の長男
織田信忠小関裕太信長の長男
織田信孝結木滉星信長の三男

織田家家臣の人間関係

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役名キャスト役柄
柴田勝家山口馬木也信長の重臣
前田利家大東駿介信長の家臣。秀吉の友
まつ菅井友香前田利家の正室
佐久間信盛菅原大吉織田家筆頭家老
林秀貞諏訪太朗信長の重臣
森可成水橋研二信長の重臣
丹羽長秀池田鉄洋信長の重臣
佐々成政白洲迅織田家家臣。黒母衣衆筆頭
佐久間盛重金井浩人織田家家臣
森蘭丸市川團子信長の小姓
滝川一益塚健太信長の重臣
池田恒興堀井新太信長の小姓
荒木村重トータス松本摂津有岡城主

徳川家の人間関係

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役名キャスト役柄
徳川家康松下洸平三河国の戦国大名
石川数正迫田孝也徳川家康の家臣

斎藤家の人間関係

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役名キャスト役柄
斎藤龍興濱田龍臣美濃国の戦国大名
斎藤義龍DAIGO斎藤龍興の父
斎藤道三麿赤兒斎藤龍興の祖父
大沢次郎左衛門松尾諭美濃国・鵜沼城の城主。のちに織田家に仕える
映美くらら大沢次郎左衛門の妻
大沢主水杉田雷麟大沢次郎左衛門の嫡男。のちに織田家に仕える
稲葉良通嶋尾康史美濃三人衆の一人。のちに織田家に仕える
氏家直元河内大和美濃三人衆の一人。のちに織田家に仕える
安藤守就田中哲司美濃三人衆の一人。のちに織田家に仕える

足利将軍家の人間関係

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役名キャスト役柄
足利義昭尾上右近室町幕府第15代将軍
明智光秀要潤足利将軍家の奉公衆
三淵藤英味方良介足利将軍家の奉公衆

浅井家の人間関係

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役名キャスト役柄
浅井長政中島歩お市の夫
茶々井上和浅井長政とお市の長女
浅井久政榎木孝明浅井長政の父
遠藤直経伊礼彼方浅井家の家臣
宮部継潤ドンペイ浅井家の家臣

朝倉家の人間関係

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役名キャスト役柄
朝倉義景鶴見辰吾越前国の戦国大名
朝倉景鏡池内万作朝倉義景の従弟

三好家の人間関係

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役名キャスト役柄
松永久秀竹中直人元三好家の家臣。信長に寝返る
石成友通阿部亮平三好家の重臣

その他織田信長に敵対する勢力の人間関係

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役名キャスト役柄
今川義元大鶴義丹駿河国の戦国大名
武田信玄高嶋政伸甲斐国の戦国大名
長宗我部元親磯部寛之土佐国の戦国大名

堺・会合衆の人間関係

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役名キャスト役柄
今井宗久和田正人堺の豪商で会合衆の一人
津田宗及マギー堺の豪商で茶人

豊臣兄弟!の各話の人物相関図について

大河ドラマ「豊臣兄弟!」の各話の人物相関図は下記の記事が参考になるでしょう。

「豊臣兄弟!」1話〜5話

「豊臣兄弟!」6話〜10話

「豊臣兄弟!」11話〜15話

「豊臣兄弟!」16話〜20話

豊臣兄弟!のモデルとなった人物(史実)

豊臣秀長の史実

小一郎(仲野太賀)とはのちの豊臣秀長(1540~1591年)のことです。豊臣秀長は豊臣秀吉の天下統一事業を助け、「天下一の補佐役」と呼ばれています。豊臣秀長の人生や人物詳細については下記の記事が参考になるでしょう。

豊臣秀吉の史実

藤吉郎(池松壮亮)とはのちの豊臣秀吉(1537~1592年)のことです。豊臣秀吉は低い出自に関わらず、関白にまで昇進。天下統一を果たし、100年以上続いた日本の戦国時代を終わらせた人物として知られています。

豊臣秀吉と豊臣秀長の史実に基づいた関係については、下記の記事が参考になるでしょう。

慈雲院の史実

慶(ちか)(吉岡里帆)は豊臣秀長の正室(正妻)・慈雲院(じうんいん)がモデルです。

慈雲院の俗名・出自・生没年など主要なプロフィールは不明ながら、1585(天正13)年から1594(文禄4)年の約10年間は動向が明らかになっています。

北政所の史実

寧々(ねね)(浜辺美波)は豊臣秀吉の正室(正妻)である北政所(1549~1642年)のことです。豊臣秀吉との実子は持たなかったものの、秀吉の天下統一事業に家政の面から支えたと考えられています。

豊臣兄弟!ネタバレと結末はこちら

豊臣兄弟!ネタバレ記事(最終回まで)

NHKの2026年大河ドラマ「豊臣兄弟!」の1話から最終回までの1話から最終回までのネタバレや吹き出し、小一郎(豊臣秀長)・藤吉郎(豊臣秀吉)など主要な登場人物の史実や結末の詳細な解説については下記の記事を参考にしてください。

豊臣兄弟!ネタバレと結末 参考文献

大河ドラマ「豊臣兄弟!」のあらすじ・登場人物・キャストなどについては以下の書籍を参考文献としています。

NHK出版
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著:KADOKAWA
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東京ニュース通信社
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