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豊臣兄弟! 万丸(よろずまる)とは?豊臣秀次の幼名と養子・人質の理由

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【豊臣兄弟!の万丸(よろずまる)】

・豊臣兄弟!の万丸(よろずまる)(小時田咲空)が宮部継潤(ドンペイ)の「養子(人質)」として出されることに!(16話
・豊臣兄弟の万丸とはのちの豊臣秀次のこと

来週の豊臣兄弟! 17話 浅井家が滅亡
豊臣兄弟! 1話から16話までのネタバレ・あらすじを詳しく解説

目次

結論:万丸は豊臣秀次の幼名(※万福丸とは別人物)

  • 万丸(よろずまる)とはのちの豊臣秀次(1565?-1595)のこと
  • 形式上は宮部継潤への「養子」だが実質的には「人質」と同じ

万丸はその後どうなる?(結末はこちら)

万丸とは?(豊臣兄弟!での基本情報)

とも・弥助の長男として登場

「豊臣兄弟!」の万丸は藤吉郎と小一郎の姉・とも(宮澤エマ)と姉婿・弥助(上川周作)の間にできた長男として登場します。

キャストと描かれ方

子役の小時田咲空(おときださくら)さんが演じる万丸は、藤吉郎(池松壮亮)と小一郎(仲野太賀)の豊臣兄弟の甥にあたり、一族の子供として叔父たちから、とても可愛がられています。

万丸はなぜ養子に出されたのか?

宮部継潤への養子(人質的意味)

「豊臣兄弟!」の16話では藤吉郎が浅井家の家臣の1人である宮部継潤(ドンペイ)に対して調略を試みます。

藤吉郎からの誘いに対して宮部継潤は「木下家の子供を養子にもらえるならば織田家への寝返りに応じても良い」という返答を出すことに。

そこで藤吉郎と小一郎(仲野太賀)は宮部継潤への養子として、甥の万丸に白羽の矢を立てます。

木下家内での対立(ともと藤吉郎・小一郎)

もっとも、「養子」とは名ばかりのことで、実態は体の良い「人質」です。

もし宮部家と織田家あるいは木下家の間で争いが生じれば、万丸は「人質」として真っ先に斬られる運命にあります。藤吉郎の姉で万丸の母である、ともは、藤吉郎と小一郎の策に猛反対。

万丸(豊臣秀次)の幼少期と家族

万丸(豊臣秀次)の誕生年

万丸とはのちの豊臣秀次(1567?~1595年)のことです。豊臣秀次が誕生した年にはいくつかの説が存在します。

大河ドラマ「豊臣兄弟!」で時代考証を担当されている黒田基樹さんの著作「羽柴秀吉とその一族」によると、秀次の誕生年には「1564(永禄7)年」・「1565(永禄8)年」・「1567(永禄10)年」・「1568(永禄11)年」の4つの説があることを指摘しています。

したがって生年についての所伝は四説あるものの、実態としては、大きく永禄七年か八年説と、同十年か同十一年説の二説に区分することができるだろう。そうすると永禄十一年説が成立しないとすれば、それと同種の同十年説も成立しないと見なすことができ、生年については永禄七年か同八年のいずれの可能性が高いと見ることができよう。しかしこれ以上の追究は不可能であり、いずれに確定できるのかは、引き続いて今後における検討課題として残さざるをえない。

黒田基樹 羽柴秀吉とその一族 秀吉の出自から秀長の家族まで (角川選書) 171ページ

「豊臣兄弟!」の16話は年代にすると、1571(元亀2)年から1572(元亀3)年ごろのお話です。

そのときに万丸が4才ということは、大河ドラマ「豊臣兄弟!」では万丸が誕生した年は1567(永禄10)年から1568(永禄11)年と設定しているのでしょう。

豊臣秀次の幼名について

大河ドラマ「豊臣兄弟!」ではともと弥助の長男の名前は万丸という設定です。

しかし豊臣秀次の幼名には諸説があり、万丸の他にも次兵衛・治兵衛(じへえ)を名乗っていたという説もあります。

豊臣秀次の生涯を記した「豊臣秀次 「殺生関白」の悲劇」によると、豊臣秀次が名乗っていた幼名には確かな根拠はないと説明しています。

たしかに、武士の子には幼名があり、元服して、名乗り、すなわち実名(諱)と仮名を名乗ることになる。しかし、秀次が生まれた段階の弥助の家は、我が子に幼名をつけられるほどの階層だったとは思えない。一説に幼名を万丸といったともいうが、疑問である。

小和田哲男 豊臣秀次 「殺生関白」の悲劇 (PHP新書) 15ページ

出自と家族

万丸の父親は尾張国で馬貸しもしくは鷹匠の綱差(つなさし)をしていた弥助(のちの三好吉房)と、瑞竜院殿日秀尼(「豊臣兄弟!」のともにあたる女性)の間にできた長男として誕生します。

また万丸の兄弟には小吉(こきち)と呼ばれた豊臣秀勝と、鍋丸(なべまる)もしくは御虎(おとら)と呼ばれた豊臣秀保がいます。

豊臣兄弟! 全話あらすじと最終回までのネタバレ

豊臣兄弟! 全話あらすじ

大河ドラマ「豊臣兄弟!」の全話あらすじや登場する人物たち・人間関係・相関図などについては下記の記事を参考にしてください。

豊臣兄弟!あらすじ全話まとめ|最終回までをわかりやすく解説

豊臣兄弟! 最終回までのネタバレ

また最終回までのネタバレ・史実・結末などのまとめについては下記の記事が参考になるでしょう。

豊臣兄弟! ネタバレ最終回まで 全話あらすじ・結末まとめ

豊臣兄弟! 万丸(よろずまる)とは? 関連記事と参考文献

豊臣兄弟! 万丸(よろずまる)とは? 関連記事

実は万丸のちの豊臣秀次は、生涯のうち2度も別の家に養子として送られています。1回目の宮部継潤と2回目の三好康長の養子に出された経緯については下記の記事で詳しく紹介しています。

豊臣秀次 養子 養父は宮部継潤と三好康長 豊臣秀吉の養子ではない

豊臣兄弟! 万丸(よろずまる)とは? 参考文献

今回の記事は下記の4冊の書籍を参考文献としています。これらの本の著者のうち黒田基樹さんは大河ドラマ「豊臣兄弟!」の時代考証を担当されています。

NHK出版
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著:黒田 基樹
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戎光祥出版
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著:小和田 哲男
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