大河ドラマ「豊臣兄弟!」で山田涼介さんが演じる三好信吉(みよしのぶよし)は、後に豊臣秀次となる人物で、羽柴秀吉(池松壮亮)と小一郎(仲野太賀)の甥に当たります。
三好信吉はもともと秀吉の姉・とも(宮澤エマ)の子として生まれた万丸(よろずまる)(小時田咲空)です。
しかし宮部継潤(ドンペイ)に養子に出され、さらに三好康長(妹尾正文)のもとにも養子へ出されて、「三好孫七郎信吉(みよしまごしちろうのぶよし)」と名乗るようになりました。
その後、羽柴秀吉の天下統一が進むなかで羽柴家に呼び戻され、羽柴秀次から豊臣秀次へと改名し、関白にまで昇りつめます。
この記事では、「豊臣兄弟!」における三好信吉の役どころや、山田涼介さんが演じる注目ポイント、羽柴秀吉や三好康長との関係について、史実をもとに分かりやすく解説します。
▼ 要点まとめ
・三好信吉(山田涼介)は後に豊臣秀次となる羽柴秀吉(池松壮亮)と小一郎(仲野太賀)の甥
・「豊臣兄弟!」ではHey! Say! JUMPの山田涼介さんが演じる
・三好康長の養子となったことで「三好孫七郎信吉」と名乗る
→ 三好孫七郎信吉とは?
→ 豊臣秀次(羽柴秀次)とは?
→ 豊臣兄弟!の豊臣秀次(山田涼介)とは?
→ 豊臣兄弟!の万丸とは?
→ 万丸のその後
→ 豊臣兄弟 三好康長(妹尾正文)とは?
→ 豊臣兄弟 宮部継潤(ドンペイ)とは?
結論 | 三好信吉とは?
三好信吉とは、後に豊臣秀次(1564?~1595年)となる人物が1582(天正10)年から1584(天正12)年ごろに名乗っていた名前です。
「豊臣兄弟!」の29話「天下への道」から始まる「天下一統編」において、男性アイドルグループ・Hey! Say! JUMPのメンバーである、山田涼介さんが演じます。
以前は宮部継潤(ドンペイ)の養子であったことから「宮部次兵衛尉吉継(みやべじへえのじょうよしつぐ)」という名前を経て、三好康長(妹尾正文)の養子となったことから「三好孫七郎信吉(みよしまごしちろうのぶよし)」と名乗るようになります。
羽柴秀吉の甥でありながら、自らの実力でも期待を集める若き武将として描かれ、やがて羽柴秀次、さらに豊臣秀次へと成長していくため、「豊臣兄弟!」の中でもかなりの重要人物です。
▼ 三好信吉のポイント
・後の豊臣秀次となる人物
・29話「天下への道」から始まる「天下一統編」で・Hey! Say! JUMPの山田涼介さんが演じる
・三好康長の養子となり「三好孫七郎信吉」と名乗る
・羽柴秀吉の期待を受ける「戦国Z世代」
・将来は関白となり豊臣政権を受け継ぐ立場となる
→ 三好孫七郎信吉とは?
→ 豊臣秀次(羽柴秀次)とは?
→ 豊臣兄弟!の豊臣秀次(山田涼介)とは?
→ 豊臣兄弟!の万丸とは?
→ 万丸のその後
→ 豊臣兄弟 三好康長(妹尾正文)とは?
→ 豊臣兄弟 宮部継潤(ドンペイ)とは?
豊臣兄弟!での三好信吉
29話「天下への道」以降に登場予定
29話「天下への道」では羽柴秀吉(池松壮亮)と明智光秀(要潤)が激突する、山崎の戦いが描かれます。
NHKはこの29話から大河ドラマ「豊臣兄弟!」の「天下一統編」と位置付け、羽柴秀吉と小一郎(仲野太賀)が織田信長(小栗旬)に代わって天下取りに名乗りを上げるとしています。
「豊臣兄弟!」の三好信吉(山田涼介)は、その羽柴家(豊臣家)の一門衆として、山崎の戦いに勝利した秀吉による天下取りの一翼を担うことになります。
→ 山崎の戦いとは 戦局と戦闘の推移を解説
→ 豊臣兄弟! 29話「天下への道」あらすじ
かつての万丸は三好康長の養子に
山崎の戦いのち、信長亡き後の織田家の運営体制が「清須会議」において決まります(30話「清須会議」)。
しかし羽柴秀吉と対抗して織田家の主導権を握ろうとする織田信孝(結木滉星)は、土佐の戦国大名である長宗我部元親(磯部寛之)と図って「秀吉包囲網」を形成。
秀吉はこうした動きに対抗するために、阿波の大名である三好康長(妹尾正文)を味方に取り込もうとします。
その証として自分の甥で、すでに宮部継潤(ドンペイ)の養子となっていた宮部吉継(かつての万丸)を、今度は三好家に「2回目の養子」として出すことになります。
こうしてかつての万丸は、三好康長の養子として、今度は「三好信吉(三好孫七郎信吉)」を名乗ることになるのです。
→ 豊臣兄弟! 30話「清須会議」
→ 清須会議で決められたこととは?
→ 豊臣兄弟! 織田信孝(結木滉星)とは?
→ 豊臣兄弟! 長宗我部元親(磯部寛之)とは?
→ 万丸のその後
→ 豊臣兄弟 三好康長(妹尾正文)とは?
→ 豊臣兄弟 宮部継潤(ドンペイ)とは?
豊臣兄弟!の三好信吉役は山田涼介さん
山田涼介さん プロフィール
大河ドラマ「豊臣兄弟!」で三好信吉を演じるのは、山田涼介(やまだりょうすけ)さんです。
山田涼介さんは1993年生まれ、東京都出身。アイドルグループ「Hey! Say! JUMP」のメンバーとして長年活躍する一方、映画やドラマでも主演を務める人気俳優です。
『暗殺教室』『鋼の錬金術師』『親愛なる僕へ殺意をこめて』など幅広い作品で主演を務め、繊細な演技から迫力あるアクションまで高く評価されています。
今作が山田涼介さんにとって初のNHK大河ドラマ出演となります。
山田涼介さん コメント
NHKの出演発表では、
「台本を読んで、まず感じたのは『なんだこいつ?』でした(笑)」
と三好信吉の第一印象を語りました。
さらに、
「戦国Z世代として新しい風を吹かせたい」
ともコメントしており、若い世代ならではの感性を持つ信吉を演じる意欲を見せています。
主人公・秀長役の仲野太賀さん、秀吉役の池松壮亮さんとは初共演となりますが、
「お二人の背中を追い掛けながら、自分らしい三好信吉を作っていきたい」
とも語っており、初の大河ドラマでどのような存在感を見せるのか注目が集まっています。
豊臣兄弟!公式Xアカウント上での反応
NHKは、2026年7月20日月曜日に公式Xのアカウント上で三好信吉(豊臣秀次)役として、山田涼介さんを起用することを発表しました。
投稿から48時間ほど経過したのちの「いいね」の数が、約3万4,000に上っており、登場前から注目度の高さがうかがえます。
大河ドラマ【#豊臣兄弟】
— 大河ドラマ「豊臣兄弟!」日曜夜8時 (@nhk_toyotomi) July 19, 2026
《 新キャスト発表 》
豊臣秀次(三好信吉)/ #山田涼介
ともと長尾吉房(弥兵衛)の子
小一郎たちが宮部継潤を調略した際に養子に出され、さらに三好康長の養子となる
山田涼介さんのコメントは🔽https://t.co/RyJgWagUfC pic.twitter.com/9Kw5Qu2fgl
三好信吉と羽柴秀吉の関係
羽柴秀吉の甥として誕生
史実における三好信吉(幼名は万丸)は、羽柴秀吉の姉・とも(瑞龍院殿日秀尼)と三好吉房の長男として1564(永禄7)年ごろに誕生。
羽柴秀吉と三好信吉は実の叔父と甥の関係にあります。
宮部継潤の養子に出される(1回目の養子)
1571(元亀2)年ごろ、万丸は浅井長政の重臣であった宮部継潤の養子に出されます。
当時、秀吉は織田信長から浅井長政の攻略を任されており、その重臣である宮部継潤の調略(裏切り工作)に従事。宮部継潤を自軍に引き込むために、誼みの証として甥の万丸を送り込みます。
もっとも養子といってもこのときの万丸の立場は実質的に人質という立場でした。
→ 豊臣兄弟!の万丸とは?
→ 万丸のその後
→ 豊臣兄弟 宮部継潤(ドンペイ)とは?
三好康長の養子に出される(2回目の養子)
織田信長が本能寺の変で亡くなったのちの1582(天正10)年の半ばごろ、織田家内部において羽柴秀吉と織田信孝の勢力争いが発生。
秀吉側に阿波の三好康長を味方として取り込む必要が生じました。
そこで秀吉はすでに宮部継潤の養子になっていた宮部次兵衛尉吉継(万丸が元服後に名乗った名前)を、三好康長のもとに「2回目の養子」として送り込みます。
三好康長と養子縁組をした宮部吉継は、名前を「三好孫七郎信吉」とあらため、約2年数ヶ月の間、三好家の養子として過ごすことになりました。
三好信吉はのちに豊臣秀次として知られる人物ですが、三好信吉と名乗っていた時代の業績などについては下記の記事で詳しく説明しています。
→ 豊臣兄弟! 三好康長(妹尾正文)とは?
→ 三好信吉とは?三好康長の養子となった経緯
→ 豊臣秀次が宮部継潤と三好康長の養子となった理由
三好信吉に関係する人物たち
豊臣秀次: 三好信吉ののちの名前
豊臣秀次と三好信吉は同一人物です。
1584(天正12)年の半ばに三好家から羽柴家に戻された三好信吉は1585(天正13)年の半ば以降に豊臣秀次という名前を名乗るようになります。
宮部継潤: 三好信吉の最初の養父
宮部継潤は三好信吉の最初の養父です。
羽柴秀吉の甥・万丸を養子に迎えたのち元服させ、「宮部次兵衛尉吉継」を名乗らせました。
三好康長: 三好信吉の2回目の養父
三好康長は三好信吉の2番目の養父です。
阿波の有力武将として羽柴秀吉と結び付き、信吉を養子として迎え入れました。
三好信吉に関連する歴史的事件
清須会議
清須会議とは1582(天正10)年6月27日に行われた織田家の後継体制を決める会議です。
この頃から羽柴秀吉と三好康長との関係が深まり、三好信吉の養子縁組へとつながったと考えられています。
賤ヶ岳の戦い
賤ヶ岳の戦いとは1583(天正11)年に羽柴秀吉と柴田勝家に大勝した戦いです。
その結果、秀吉は北方に脅威を感じることが無くなり、三好康長との関係を見直し。三好信吉は羽柴家に呼び戻されることになりました。
豊臣兄弟!ネタバレ最終回と全話あらすじ
豊臣兄弟!あらすじ全話まとめ
大河ドラマ「豊臣兄弟!」の最新話から第1話までのあらすじや、各週の流れについては下記の記事をご覧ください。
→ 豊臣兄弟!あらすじ全話まとめ|最新話までの流れを簡単解説
豊臣兄弟!最終回までのネタバレ
本能寺の変や山崎の戦い、賤ヶ岳の戦い、豊臣政権成立までの流れについては、下記の記事で詳しく解説しています。
→ 豊臣兄弟!ネタバレ最終回まとめ|本能寺の変から豊臣秀吉の天下統一まで解説
参考文献
今回の記事は以下の書籍を参考文献としています。
これらの著作の著者のうち、黒田基樹さんは、2026年のNHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」で時代考証を担当されています。
