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豊臣兄弟!20話 あらすじ|本物の平蜘蛛の展開と結末解説

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豊臣兄弟!20話「本物の平蜘蛛」のあらすじを解説。

第20話の見どころは秀吉と小一郎が松永久秀から譲り受けた「平蜘蛛」は「偽物」だったということ。そもそも本物の「平蜘蛛」など存在しなかったのです。

▼第20話「本物の平蜘蛛」(2026年5月24日放送)の要点
・秀吉が軍規違反で信長から死罪に問われる
・秀吉と小一郎が松永久秀に「平蜘蛛」を差し出すよう説得
・実は本物の「平蜘蛛」などなかった

▼来週(最新話)・今週・先週の放送
第21話|風雲!竹田城
第20話|本物の平蜘蛛(本記事)
第19話|過去からの刺客

豊臣兄弟!最終回までの全話ネタバレまとめ
豊臣兄弟!全話あらすじ一覧と結末の流れ

目次

豊臣兄弟!20話の結論

  • そもそも「本物の平蜘蛛」など存在しなかった
  • 信長は「偽物の平蜘蛛」を受け取ってきた秀吉と小一郎を認め、秀吉の死罪を免じる
  • 代わりに秀吉に対して播磨への出陣を命じる

豊臣兄弟! 20話 あらすじ

信長が秀吉に死罪を命じる

上杉攻めの戦場において羽柴秀吉(池松壮亮)が無断撤退。信長(小栗旬)は秀吉の行為を死罪相当と厳しく咎めて、安土に監禁します。

そんなとき大和国で松永久秀(竹中直人)が謀反。信長は秀吉と小一郎(仲野太賀)に松永久秀を降伏させた上で「平蜘蛛」を差し出せるよう命令。その任務を達成できれば、秀吉の死罪は水に流すと言い出します。

本物の平蜘蛛など存在しなかった

秀吉と小一郎は大和信貴山城で松永久秀と談判に臨みますが、「平蜘蛛」の茶器を巡ってなぜか話をはぐらかすばかり。

2人はなんとか久秀を説き伏せて「平蜘蛛」を受け取ったかに見えましたが、実は「本物の平蜘蛛などない」と久秀から衝撃の事実を告げられます。

久秀は信貴山城を枕に爆死したため、秀吉と小一郎は仕方なく偽物であると断った上で「平蜘蛛」を信長に提出。信長はとりあえず2人の功を認め、秀吉の死罪は免じられることになりました。

豊臣兄弟! 20話の重要ポイント

信長は秀吉と小一郎に汚名挽回のチャンスを与える

信長は秀吉が犯した無断撤退の軍規違反を死罪相当と断じます。しかし信長はすぐに秀吉の処刑を実行せず、身柄を安土城で拘束。

非情のように見える信長ですが、心のうちでは秀吉を無罪放免とする理由を探していたようです。そんな時、大和国を筒井順慶に任せることに不満を抱いた松永久秀が信長に叛旗を翻したという知らせが。

そこで信長は秀吉と小一郎の兄弟たちに汚名挽回のチャンスを与えます。「久秀を降伏させた上で平蜘蛛の茶器を差し出せよ」と。

「平蜘蛛」は秀吉を許すための大義名分だった

秀吉と小一郎は大和信貴山城で久秀と対面。2人は久秀から「平蜘蛛」の茶器を受け取ったかに見えますが、実は偽物の「平蜘蛛」でした。

そもそも爆死する直前の久秀によって「本物の平蜘蛛など存在しない」と衝撃の事実が明らかになります。

実は信長も本物の「平蜘蛛」など存在しないことが承知の上で、秀吉と小一郎に松永久秀を降伏させるための使者として遣わしたようです。

信長は「秀吉を許す」という大義名分を世間に向かって作りたかったのです。20話の最後に信長は秀吉に播磨に出陣することを命じますが、「松永久秀を降伏させた」という実績ができたからこそ、命じることができたのでしょう。

そして「豊臣兄弟!」の21話「風雲!竹田城」から、秀吉と小一郎による毛利攻めが始まるのです。

豊臣兄弟! 20話の背景となる史実

歴史的状況

1573(天正)年8月下旬、越前国の戦国大名である朝倉義景が自害し、朝倉家は滅亡。

その後、越前国における支配者は、朝倉の旧臣である前波吉継・富田長繁、さらに加賀の一向一揆勢力のリーダーである七里頼周など、短期間のうちに目まぐるしく変わっていきました。

そんな混乱状況にあった越前国を最終的に支配することになったのが、織田信長の重臣・柴田勝家です。

1575(天正3)年9月、織田信長は自ら軍勢を率いて越前の一揆勢を殲滅すると、その後の支配のために柴田勝家を配置。勝家は越前国の全域である8郡49万石の統治を任されます。

豊臣兄弟の立場

柴田勝家は越前国の北庄城を本拠地としたのち、1576(天正4)年にはその配下として前田利家・佐々成政・不破光治らが信長から与力の武将として付けられ、加賀の一向宗徒たちや越後の戦国大名である上杉謙信と対峙する「北陸方面総司令官」に任命されました。

そのため「上杉攻め」に関する総大将は柴田勝家で、羽柴秀吉はその「与力」という立場です。秀吉は勝家の家臣で「完全に部下」とまでは言えませんが、秀吉は譜代の重臣である勝家よりも立場が下であることには変わりはありません。

「ザテレビジョン」のあらすじによると、秀吉は北陸の戦場を無断離脱するとあります。当然のことながら、この行為は重大な軍規違反であり、せっかちな性格で有名な信長が主君でなかったとしても、秀吉の行為は死罪に相当します。

さらに戦国時代の慣習からして、弟・小一郎以下の主だった身内はすべて連座の罪を問われ、死刑に処されても文句は言えないでしょう。

今後の影響

「信長公記」の記録によると、羽柴秀吉は1577(天正5)年10月23日に中国地方の大勢力である毛利家を討伐するため、播磨に向けて出陣。そのわずか5日後の同年10月28日付の信長宛ての書状には、「11月10日までに播磨方面の決着はつきます」という自信満々の様子が書かれています。

実は、秀吉は信長の威名を借りて、播磨国の主だった国人領主たちから身内を人質として提出させており、書状で書かれたとおりの状況になっていました。

おそらく、秀吉は播磨国の姫路城を根拠としていた、国人領主の1人である黒田官兵衛と誼みを通じ、あらかじめかなりの手引きをしていたと考えられます。

ただ「死罪」と言われた身から、一転して「中国方面総司令官」に取り立てられた理由については、「信長公記」や豊臣秀吉研究の著作である「豊臣秀吉研究 上」では全く言及されていません。

ひょっとするとサブタイトルに書かれている松永久秀の「平蜘蛛」の茶碗に答えが隠されているのかもしれません。

豊臣兄弟! 21話 あらすじ・ネタバレの展開

豊臣兄弟! 第20話の注目人物たち

「豊臣兄弟!」の第20話で特に注目を集める人物たちです。

柴田勝家 → 秀吉と対立
・秀吉(藤吉郎) → 信長から死罪を命じられる
・松永久秀 → 信長に叛旗。「本物の平蜘蛛など存在しない」と言って爆死

豊臣兄弟! 20話 キャスト 相関図

大河ドラマ「豊臣兄弟!」の20話に登場する人物のキャスト一覧とその相関図です。

豊臣兄弟! キャスト 20話(5月24日) キャストと相関図

よくある質問(FAQ)

Q. 「豊臣兄弟! エピソード20」とは?

「豊臣兄弟! エピソード20」とは、第20話のことです。

「エピソード20」という表記は、Google検索や動画配信サービスでも使われています。

Q. 豊臣兄弟!20話では何が描かれる?

第20話では、秀吉の無断帰国によって死罪危機が生まれ、柴田勝家との対立も激化します。

羽柴兄弟の運命を左右する緊張感の高い回になりそうです。

Q. 豊臣兄弟!20話は史実ではいつ頃?

史実では1577年ごろと考えられます。

中国攻めと織田家内部の緊張が強まっていく時期です。

豊臣兄弟! 最終回までのネタバレと全話あらすじ

豊臣兄弟!最終回までのネタバレ

大河ドラマ「豊臣兄弟!」の1話から最新話、さらに最終回までのネタバレを知りたい方は下記の記事を参考にしてください。

豊臣兄弟! ネタバレと最終回 結末はどうなる?

豊臣兄弟!全話あらすじ

大河ドラマ「豊臣兄弟!」の1話から最新話までの簡単なあらすじ、作品全体に通じる意味や解釈については下記の記事が参考になるでしょう。

豊臣兄弟! 全話あらすじ 作品に込められた意味とは?

豊臣兄弟! 20話 関連記事と参考文献

豊臣兄弟! 20話 関連記事

「豊臣兄弟!」の19話から20話にかけて羽柴秀吉は、「上杉攻め」を巡って意見が激しく対立します。

おそらくこの対立とは、1583(天正11)年4月20日から21日にかけ、両者の間で争った「賤ヶ岳の戦い」に向けての「伏線」であるかもしれません。

柴田勝家がなぜ羽柴秀吉と激しい軍事衝突をすることになったかについては、当時の織田家内部の政治状況を知る必要があります。詳細については下記の記事が参考になるでしょう。

豊臣兄弟! 柴田勝家はなぜ賤ヶ岳の戦いで大敗を喫したのか?

豊臣兄弟! 20話 参考文献

今回の記事は下記の書籍を参考としています。これらの著作の著者のうち、黒田基樹さんと柴裕之さんは大河ドラマ「豊臣兄弟!」で時代考証を担当されています。

NHK出版
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著:黒田 基樹
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戎光祥出版
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KADOKAWA
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