べらぼう あらすじ 24話「げにつれなきは日本橋」
弟・松前廣年では抜荷の話が進まない
べらぼう 23話「我こそは江戸一の利者なり」で花魁・誰袖(福原遥)は松前廣年(ひょうろく)にオロシャと直取引をして琥珀の抜荷の話を勧めてみたものの、一向に話は進んでない模様。世事に長けていない廣年ではあてになりません。
田沼意次(渡辺謙)と三浦庄司(原田泰造)が一芝居を打って、兄・松前道廣(えなりかずき)の前で廣年は吉原通いをしていることをそれとなく漏らしてみても、田沼意知(宮沢氷魚)は松前藩が抜荷をしている証拠を一向に見つけることはできません。
扇屋が茶問屋・亀屋を抱き込むも…
日本橋通油町で地本問屋を営んでいる丸屋小兵衛の買収を巡って、蔦屋重三郎(横浜流星)と吉原の親父たちが動き出します。
扇屋宇右衛門(山路和弘)は扇屋に揚代のツケを溜め込んでいる茶問屋・亀屋の若旦那を抱き込んで、丸屋を買い取らせようとしますが失敗。「吉原者」である蔦重による買収を危ぶむ日本橋通油町の商家たちから、かえって警戒されることに。
べらぼう ネタバレ 24話「げにつれなきは日本橋」
兄・松前道廣が琥珀の直取引を持ちかける
誰袖が根気よく廣年に誘いの文を出し続けているところに、廣年が久しぶりに大文字屋に登楼。しかし今度は兄・松前道廣も一緒です。
しかも道廣は大胆にも、大文字屋市兵衛(伊藤淳史)と一緒に琥珀の直取引をしないかと持ちかけます。誰袖が廣年に持ちかけても一向に進まなかった話が、道廣の登場であっさりと道が開けました。
松前藩が抜荷をしている証拠を探し回って上知を行いたい意知は、このやり取りを隣の座敷で聞き心の中で快哉を叫びます
ていには蔦重の色仕掛けは効かなかった
ならばと言うことで、駿河屋市右衛門(高橋克実)と扇屋宇右衛門は丸屋があちこちに出している借金の証文を買い取って集めます。
丸屋の店の権利は吉原が持っているとして丸屋に乗り込もうとすると、鶴屋喜右衛門(風間俊介)が仲介して大坂の書物問屋・柏原屋(川畑泰史)と、丸屋のてい(橋本愛)がまさに店の売買契約を結ぼうとしているところ。
吉原の親父たちから出される借金の証文に加えて、蔦重はていに自分と縁組をして「丸屋耕書堂」を一緒にやろうと言い出します。
しかし蔦重の「色仕掛け」がまずかったのか、かえって、ていの気持ちは頑なものに。丸屋の権利はそのまま柏原屋に移ってしまいます。
べらぼう 24話 見どころ
- 松前道廣が自ら琥珀の直取引をしたいと大文字屋市兵衛と言い出す
- 蔦重が丸屋小兵衛の権利を買い取ろうとするも失敗
なお、べらぼうのあらすじとネタバレ初回から一気に読みたいという方は、「2025年大河ドラマべらぼうの全話あらすじとネタバレ一覧」という記事の、「べらぼう 各話あらすじとネタバレ解説」という項目を参考にしてください。
べらぼう 24話 主な登場人物・キャスト・役柄
べらぼう 24話で登場する蔦屋重三郎・田沼意次・ていなど、主なキャスト・役柄は以下の記事を参考にしてください。
べらぼう 24話の内容を詳しく解説
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べらぼう 24話でも「抜荷」と「上知」が重要なキーワードとなります。誰袖が必死になって松前廣年に「抜荷」をそそのかしているのも、田沼意次・意知親子が幕府として松前藩の上知を行いたいためです。
