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べらぼうの弥七とは
べらぼうで弥七が登場する回
NHKの2025年大河ドラマ「べらぼう」で、片桐仁さん扮する弥七(やしち)とは、平賀源内(安田顕)のエレキテル作りに従事する職人の1人です。弥七は呑み込みが早く、他の職人にエレキテル作りに指導する「職人頭」の立場です。
弥七が登場するお話は主に以下の2つのお話です。
べらぼう 弥七の役柄
べらぼう 13話
うつせみ(小野花梨)と一緒に吉原から足抜けをした、小田新之助(井之脇海)が住んでいた湯島の長屋に蔦重(横浜流星)が現れると、弥七は誰よりもキビキビと動き、他の職人たちにエレキテルづくりの指導をしています。
少し軽薄そうなところが心配ですが、平賀源内は弥七の呑み込みが早くて大助かりの様子です。
べらぼう 14話
弥七のことを手放しで褒めていた平賀源内の評価は一転し、激怒に変わります。弥七はエレキテルの図面を盗んだ上に、他所でエレキテルの偽物を安く売り捌いていたからです。
その上エレキテルが何も効かないという世間の噂も広まり、源内の長屋にはエレキテルの在庫が積み上がってしまいました。
実在の弥七とその後
平賀源内が雇った弥七は実在の人物だった
平賀源内が雇った職人という弥七という人物は、実在したようです。大河ドラマ「べらぼう」で弥七はエレキテルを偽造した上に、金持ちたちからエレキテル作りの資金まで集めていました。
激怒した平賀源内は弥七の行為に奉行所に訴えて出て、弥七は捕まり獄死したと言われています。
目の前にいない弥七に錯乱を起こす平賀源内
べらぼう 16話では、薬物中毒になった平賀源内は幻覚や幻聴がひどくなり、目の前にいない弥七に対して錯乱を起こすようになります。
幻覚・幻聴は薬物のせいですが、そこに出てくるのは弥七であることは、平賀源内は弥七の背信行為によほど怒りを覚えていたのでしょう。
著:森下 佳子, 編集:NHK出版, 読み手:NHKドラマ制作班
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