べらぼう 松崎(まつざき)(新井美羽)松葉屋の女郎 元・旗本の娘

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べらぼうの松崎とは元・旗本の娘 さえ

べらぼうで松崎が登場する回

NHKの2025年大河ドラマ「べらぼう」で登場する松崎(まつざき)とは、女郎屋・松葉屋の女郎ですが、元は旗本の娘・さえ(新井美羽)です。実家が高利の金貸しである座頭金を借りて返済に詰まり、父親と母親は自害して果てたと言います。

松崎が登場するお話は主に以下のお話です。

べらぼう 松崎の役柄

松葉屋の寮(療養所)に病人として運び込まれてきた松崎は、奉行所から鳥山検校捕縛の件で、松葉屋預かりの身となっている瀬川(小芝風花)に包丁を持って襲いかかり、手と顔に軽傷を負わせます。

どうやら松崎は瀬川が鳥山検校(市原隼人)の妻であることを知り、恨みを感じるようになったようです。さらに聞くと、松崎は元・旗本の娘で、実家が鳥山検校とは別の座頭金の返済に苦しみ、父親と母親は自害、自身は苦界に身を沈んだ(女郎屋に身売りされる)という事実も判明します。

瀬川は、松崎に襲われたことで当道座検校の妻である自分が、いかに多くの人から恨みを買っているかを、悟ることになります。

新井美羽さん プロフィール

2006年、東京都生まれ。公式プロフィール公式インスタグラム

  • NHK「藤子・F・不二雄SF短編ドラマ」シーズン2【アン子 大いに怒る】主演 アン子
  • 2017年大河ドラマ「おんな城主 直虎」 おとわ 役

徳川家の幕臣を脅かす座頭金

社会問題化していた座頭金

べらぼう 検校(けんぎょう) 当道座 座頭金 わかりやすく説明」の記事でも説明したように、べらぼう 14話の時代では、当道座による座頭金が社会問題化していました。

徳川家康が始めた盲人に対する保護政策が行き過ぎ、当道座による高利貸しが町人だけでなく、収入の少ない小身の旗本や御家人の生活も脅かしていました。

松崎と同じように家禄が小さい幕臣の娘は身売りされていた

べらぼう 14話に登場する松崎という女郎は、実在したかどうかは分かりません。

しかし松崎の実家と同じように家禄の少ない幕臣が、当道座へ借金返済に首が回らなくなり、娘を女郎屋に売ってしまうということは、当時決して珍しいことではなかったと考えられます。

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