べらぼう ネタバレ あらすじ 21話 蝦夷桜上野屁音

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目次

べらぼう 21話 あらすじ

蝦夷地の天領化計画が始まる

田沼意次(渡辺謙)に用人の三浦庄司(原田泰造)が、蝦夷地を幕府の直轄領とすることを献策します。三浦は仙台藩の藩医・工藤平助が書いた「赤蝦夷風説考」に影響された様子。もし蝦夷地が天領になると、幕府は金銀銅の鉱物資源だけでなく、オロシャとの交易による利益も独占できると力説します。

ただ蝦夷地を幕府の天領とするためには、すでに蝦夷地を領地としアイヌとの交易を独占している松前藩の上知(あげち)をしなければなりません。

そこで意次の息子・田沼意知(宮沢氷魚)は松前藩藩主・松前道廣(えなりかずき)がオロシャと「抜荷」をしている確たる証拠を掴み、世間が納得できる理由で松前藩の上知を行うための情報工作を始めるのでした。

「雛形若菜」をパクった「雛形若菜」だが…

べらぼう 20話「寝ぼけて候」地本問屋西村屋与八(西村まさ彦)を吉原関連の出版物から追い出すために、「雛形若葉(ひながたわかば)」という「雛形若菜(ひながたわかな)」をパクった錦絵を企画した蔦屋重三郎(横浜流星)歌麿(染谷将太)

しかし、モノマネが上手い歌麿は元祖に劣らぬ下絵を描くことはできても、西村屋が板元となっている「雛形若菜」のような鮮やかな発色ができません。「耕書堂」の「雛形若葉」は西村屋の「雛形若菜」と比べると、色がボケているように見えるのです。

2つの錦絵にある差は何なのでしょうか?

べらぼう 21話 ネタバレ

松前藩には「抜荷」を示す絵図がある?

田沼意次は将軍・徳川家治(眞島秀和)にも松前藩の上知を上申し、その実行をするよう指示を受けます。

さらに息子の意知は「花雲助(はなのくもすけ)」という狂名を使って、幕府勘定所組頭・土山宗次郎(栁俊太郎)が開く狂歌の会に密かに参加。その会で松前藩で勘定奉行をしていた湊源左衛門という武士と接触を図り、「抜荷を行う場所を示す絵図」なるものがあるという情報をつかみます。

しかし幕府上層部が進める秘密の計画に気づく女郎が1人いました。男前と密談話にはめっぽう敏感な大文字屋の花魁・誰袖(福原遥)です。

「指図」によって完成した「雛形若葉」

蔦重が普段取引している絵師の北尾重政(橋本淳)によると、「雛形若菜」と「雛形若葉」の出来具合に差が生じるのは「指図」だというのです。

そこで北尾重政は知り合いの摺師である七兵衛を連れてきて、「雛形若葉」に「指図」をすると元の「雛形若葉」とは比べ物にならないくらいの出来栄えに仕上がりました。

これで画力という点では西村屋の「雛形若菜」に負けることはないでしょう。しかし錦絵を本格的に売るためには絵師の名前がどれぐらい売れているかも重要です。そこで蔦重は歌麿に頭を下げて「雛形若葉」の作者にさせられないことを伝えます。

べらぼう 21話 見どころ

  • 田沼意次による蝦夷地の天領化計画が始まる。田沼意知が松前藩が行なっている抜荷の証拠に近づく
  • 蔦重と歌麿のパクリ企画である錦絵「雛形若葉」が完成する

なお、べらぼうのあらすじとネタバレ初回から一気に読みたいという方は、「2025年大河ドラマべらぼうの全話あらすじとネタバレ一覧」という記事の、「べらぼう 各話あらすじとネタバレ解説」という項目を参考にしてください。

べらぼう 21話 主な登場人物・キャスト・役柄

べらぼう 21話で登場する蔦屋重三郎・田沼意知・松前道廣など、主なキャスト・役柄は以下の記事を参考にしてください。

べらぼう 21話の内容を詳しく解説

べらぼう 21話 関連記事(幕政)

幕政に関しては21話以降、「抜荷」という言葉が重要なキーワードとなります。松前藩の抜荷の証拠を「花雲助」として掴もうとする田沼意知と、その抜荷の事実を知っているかのそぶりを見せる「白天狗」こと一橋治済(生田斗真)。

それぞれのキーワードについて下記の記事で詳細を説明しています。

べらぼう 21話 関連記事(吉原と江戸市中)

吉原と江戸市中にいる出版関係者の間で交わされる会話の中で登場する重要なキーワードは、「雛形若葉」と「指図」です。そして蔦重の企画を実行する「歌(うた)」と呼ばれる歌麿。

それぞれのキーワードについて下記の記事で詳細を説明しています。

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