べらぼう 15話 あらすじ
蔦重のもとに集まる朋誠堂喜三二と北尾政演
べらぼう 14話では、一緒に本屋を経営するつもりだった瀬川(小芝風花)に吉原を去られてしまった蔦屋重三郎(横浜流星)は、失意のうちに家田屋の跡地で「耕書堂」を新しく始めます。そこに朋誠堂喜三二(尾美としのり)がやってきて「一緒に青本を作ろう」と持ちかけてくれます。
さらに絵師の北尾政演(古川雄大)もやってきて、自分も蔦重の青本作りに参加したいとやってきます。どうやら彼らは江戸市中に本が出回ることよりも、蔦重が謝礼として支払ってくれる「吉原遊び」が目当てで本作りに参加しているようです。
徳川家基の急死
一方、江戸城内では一大事が起こります。なんと徳川家治(眞島秀和)の後継ぎで次期将軍として「西の丸様」と呼ばれていた徳川家基(奥智哉)が、1779(安永8)年2月に鷹狩りの後に急死します。
家基の死の真相を知りたい何としても家治は、老中・松平武元(石坂浩二)と田沼意次(渡辺謙)に調査を命じます。すると浮かび上がってくるのは、家基は鷹狩りの最中に五郎蔵という江戸市中の職人が作った手袋を噛んだ後に苦しみ出したというのです。
べらぼう 15話 ネタバレ
蔦重「青本 洒落本 読本作者求む」
朋誠堂喜三二や北尾政演は十両(約188万円)もの大金を使って吉原遊びをして行ったものの、女郎たちを心から笑わせて遊んで行ったようです。そのことに気を良くした蔦重は、自分の本屋に「青本 洒落本 読本作者求む」という張り紙を出しました。
この貼り紙を出すことによって何か面白いものを書きたい人間が「耕書堂」に現れて、面白い客も増え、吉原の女郎たちも楽しくなるだろうと見込んでのことでした。
徳川家基の毒殺説が浮上
一方、五郎蔵という職人が作った手袋は、田沼意次が命じて作らせたものです。その手袋は大奥の高岳(冨永愛)と家治の養女である種姫の手を経て、徳川家基の元に贈られました。
田沼は贈り物の手袋に毒を仕込んでおらず、状況証拠的に大奥で手袋に毒が塗り込まれたのではないかと、調査の依頼を受けた平賀源内(安田顕)は推測します。
真犯人は御三卿か… 松平武元の死
「田沼が家基を毒殺したのではないか」という憶測が江戸城内に広がります。その一方で、田沼とともに家治から直接、家基の死の調査を命じられた松平武元は五郎蔵の手袋を手に入れた上で、「真犯人は田沼ではない」と断言。
家基を毒殺した人間は、将軍後継者である徳川家基が死んで最も得をする人間、つまり御三卿のうち一橋家か清水家の人間であると推測をします。
しかし田沼寄りの推理をした松平武元から謎の手袋はある女性によって持ち去られ、松平武元は死んでしまったのです。
べらぼう 15話 見どころ
- 徳川家基の死因。手袋に毒を仕込んだのは誰か?
- 田沼意次の徳川家に対する対する忠義の心を見抜いた松平武元の死。
なお、べらぼうのあらすじとネタバレ初回から一気に読みたいという方は、「2025年大河ドラマべらぼうの全話あらすじとネタバレ一覧」という記事の、「べらぼう 各話あらすじとネタバレ解説」という項目を参考にしてください。
べらぼう 15話 主な登場人物・キャスト・役柄
4月13日に放送される、べらぼう 15話で登場する蔦屋重三郎・朋誠堂喜三二・北尾政演などの主なキャスト・役柄は以下の記事を参考にしてください。
べらぼう 15話の内容を詳しく解説
「西の丸様」という人物の呼び方、五郎蔵という人物の詳細については下記の記事を参考にしてください。
