大河ドラマ「豊臣兄弟!」で田牧そらさんが演じる初(はつ)は、茶々(井上和)・江(西川愛莉)とともに「浅井三姉妹」と呼ばれる実在した女性です。
物語では父・浅井長政(中島歩)の死後、母・お市(宮﨑あおい)の手によって養育されていました。
しかし、賤ヶ岳の戦いで北庄城が落城したことにより、三姉妹そろって羽柴秀吉(池松壮亮)の庇護を受けることになります(33話「市の最期」)。
「豊臣兄弟!」では、お市との別れや、茶々・江と支え合いながら新しい運命へ進んでいく姿が見どころとなるでしょう。
▼要点まとめ
・豊臣兄弟!の初は「浅井三姉妹」の次女
・田牧そらさんが演じる
・33話「市の最期」で母・お市(宮﨑あおい)と今生の別れ
・北庄城が落城した後、姉・茶々(井上和)や妹・江(西川愛莉)とともに秀吉(池松壮亮)の庇護を受ける
→ 豊臣兄弟! 茶々(井上和)とは?
→ 豊臣兄弟! 江(西川愛莉)とは?
→ 豊臣兄弟! 33話「市の最期」あらすじ
→ お市はどうなる?最後を解説
→ 茶々と秀吉の関係とは 茶々が秀吉の側室となった理由
→ 茶々・初・江の嫁ぎ先 初が京極高次と結婚した理由
結論|初は三姉妹を支える心優しい女性
大河ドラマ「豊臣兄弟!」の初(田牧そら)は、茶々(井上和)・江(西川愛莉)とともに「浅井三姉妹」と呼ばれる次女です。
母・お市(宮﨑あおい)が越前の北庄城で悲劇的な最期を迎えたあと、姉の茶々、妹の江とともに羽柴秀吉(池松壮亮)の庇護を受けることに。
こののち、史実における初は、1584(天正12)年ごろに浅井家の主筋にあたる京極高次へ嫁ぎました。
ドラマでは戦国乱世に翻弄されながらも、姉と妹の間に立ち、家族を支え続ける優しく芯の強い女性として描かれるでしょう。
→ 豊臣兄弟! 茶々(井上和)とは?
→ 豊臣兄弟! 江(西川愛莉)とは?
→ 豊臣兄弟! 33話「市の最期」あらすじ
→ お市はどうなる?最後を解説
→ 茶々と秀吉の関係とは 茶々が秀吉の側室となった理由
→ 茶々・初・江の嫁ぎ先 初が京極高次と結婚した理由
豊臣兄弟!の初
初(はつ)とは?
「豊臣兄弟!」に登場する初(はつ)とは、お市と浅井長政の間に生まれた三姉妹の次女です。
長女・茶々、三女・江とともに戦国時代を生き抜いた女性であり、NHKが公開している人物紹介では、
市の死後は姉・茶々と妹・江とともに、秀吉の庇護(ひご)下に入る。のちに、浅井家の主筋にあたる京極家の当主である高次へ嫁ぐ。
と紹介されています。
NHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」の公式Webサイトの記事からも分かるように、初は三姉妹を支える穏やかな人物として描かれる予定です。
初役は田牧そらさん
大河ドラマ「豊臣兄弟!」で初を演じるのは田牧そらさんです。
田牧さんは幼少期からドラマ・映画・CMなどで活躍してきた俳優で、自然体の演技に定評があります。
今回が大河ドラマへの出演となり、本人も
大河ドラマに出演することは、以前から目標のひとつだったので、お話をいただけたことが本当に嬉しかったです。
とコメントしています。
また初という人物については、
姉妹の間をつなぎ、そっと支える存在のように感じています。彼女の優しさや芯の強さを、丁寧に表現していけたらと思っています。
と語っており、穏やかさの中にも強さを持つ初をどのように演じるのか注目されています。
田牧そらさんプロフィール
| 項目 | プロフィール |
|---|---|
| 名前 | 田牧そら |
| 生年月日 | 2006年8月2日 |
| 出身地 | 東京都 |
| 所属事務所 | トライストーン・エンタテイメント |
| 代表作 | 「スカーレット」「風間公親-教場0-」 「青春18×2」など |
近年はドラマ出演が続いており、「豊臣兄弟!」では戦国時代の実在女性という新たな役柄に挑戦します。
「豊臣兄弟!」での初の見どころ
30話「清須会議」
30話「清須会議」では、初の母・お市が柴田勝家と再婚することになります。
織田信長亡き後の織田家をどう運営するか話し合われた清須会議で、お市と勝家の政略結婚が決まり、初・茶々・江の三姉妹も北庄城へ移ることになります。
この結婚は恋愛によるものではなく、戦国時代の政治情勢を反映した重要な決定でした。
→ 豊臣兄弟!30話「清須会議」あらすじ
→ お市はなぜ柴田勝家と結婚した?
33話「市の最期」
初にとって最大の見どころとなるのが、33話「市の最期」です。
賤ヶ岳の戦いで敗れた柴田勝家は北庄城へ退却。落城を目前に控えたお市は、長女・茶々へ守刀を託し、
「これからは初と江を守ってほしい」
という思いを託します。初と江は姉・茶々に導かれながら城を脱出し、母とは今生の別れに。
その後、三姉妹は羽柴秀吉の保護を受け、姫路城で新たな人生を歩み始めることになります。初にとっても、この33話は人生を大きく変える転機となる重要な場面です。
豊臣兄弟! 初のモデルは実在した女性
「豊臣兄弟!」に登場する初には、同名の実在人物がモデルとなっています。
初は浅井長政とお市の間に生まれた浅井三姉妹の次女であり、のちに京極高次へ嫁いだ女性です。
江戸時代初期には「常高院(じょうこういん)」と呼ばれ、豊臣家と徳川家の対立が深まる中でも両家の橋渡し役として活躍したことが知られています。
ただし、「豊臣兄弟!」では初の人生の前半が描かれるため、現時点で公開されている公式ガイドブックでは、京極高次との結婚までが中心になると考えられます。
FAQ|豊臣兄弟!初についてよくある質問
Q. 豊臣兄弟!の初とは誰ですか?
A. 初は、お市と浅井長政の間に生まれた浅井三姉妹の次女です。
母・お市の死後は、茶々・江とともに羽柴秀吉の庇護を受け、のちに京極高次へ嫁ぐことになります。
Q. 初を演じるのは誰ですか?
A. 初役を演じるのは田牧そらさんです。
幼少期から数多くのドラマや映画に出演してきた俳優で、「豊臣兄弟!」が大河ドラマ出演となります。
Q. 初の見どころは何ですか?
A. 最大の見どころは33話「市の最期」です。
北庄城落城の際、お市と今生の別れを迎え、茶々・江とともに新しい人生を歩み始める重要な場面が描かれます。
Q. 初は実在した人物ですか?
A. はい。
初は実在した人物で、浅井三姉妹の次女です。
のちに京極高次へ嫁ぎ、「常高院」として知られるようになります。
Q. 初はその後どうなりますか?
A. 羽柴秀吉の庇護を受けたあと、京極高次へ嫁ぎます。
その後は豊臣家と徳川家の双方に関わる重要な女性として生涯を送りました。
詳しい史実については下記の記事で紹介しています。
豊臣兄弟!の初に関わる人物
お市|初の母
お市は織田信長の妹であり、浅井長政・柴田勝家の妻です。
33話では北庄城で娘たちを逃がしたあと、自らは勝家とともに最期を迎えます。
浅井長政: 初の父でお市の最初の夫
浅井長政は北近江の戦国大名(または国衆)で、茶々の父です。
小谷城が織田信長の総攻撃を受けることで、1573(天正元)年9月1日(または8月28日)に自害しました。
茶々|初の姉
茶々は初の姉であり、浅井三姉妹の長女です。
のちに豊臣秀吉の側室となり、豊臣秀頼の母・淀殿となります。
江|初の妹
江は初の妹です。
のちに豊臣秀勝に嫁ぎ、完子(さだこ)という女の子をもうけます。
→ 豊臣兄弟!江(西川愛莉)とは?
柴田勝家: お市の2番目の夫
柴田勝家は茶々の母であるお市の2番目の夫です。
賤ヶ岳の戦いで羽柴秀吉に大敗したのち、お市と運命を共にします。
→ 柴田勝家の最期?
織田信長: 初の伯父 母・お市の兄
織田信長は初の伯父にあたります。
1582(天正10)年6月2日、京・本能寺において重臣・明智光秀によって自害に追い込まれます。
→ 織田信長の最期
豊臣兄弟!の初に関わる歴史的事件
清須会議
織田信長亡き後の新しい織田政権の体制が決定した重要な会議です。
この会議で柴田勝家とお市の結婚が決まり、のちの浅井三姉妹の人生にも大きな影響を与えました。
→ 清須会議とは?
賤ヶ岳の戦い
賤ヶ岳の戦いは、羽柴秀吉と柴田勝家が争った決戦です。
この戦いで勝家が敗れたことにより、初・茶々・江の運命も大きく変わることになりました。
茶々・初・江の結婚
織田信長の姪にあたる茶々・初・江の結婚は、それ自体が政治に関わる大問題です。
彼女たちが嫁いだ順番は、初・江・茶々と長女である茶々が最も最後でした。なぜこのような順番になったのか、下記の記事で詳しく解説します。
→ 茶々・初・江の嫁ぎ先 初が京極高次と結婚した理由
→ 茶々は秀吉の側室になった理由
参考文献
今回の記事は下記の書籍を参考文献としています。
これらの本の著者のうち黒田基樹さんは大河ドラマ「豊臣兄弟!」の時代考証を担当されています。
- 八津弘幸 豊臣兄弟! 後編 (NHK大河ドラマ・ガイド) NHK出版
- 黒田基樹 羽柴秀吉とその一族 秀吉の出自から秀長の家族まで (角川選書)
- 黒田基樹(編著) 羽柴秀吉一門 (シリーズ・織豊大名の研究) 戎光祥出版
- 桑田忠親 豊臣秀吉研究 上 角川選書クラシックス (角川選書 1402)
- 桑田忠親 豊臣秀吉研究 下 角川選書クラシックス (角川選書 1403)
- 黒田基樹 お市の方の生涯 「天下一の美人」と娘たちの知られざる政治権力の実像 (朝日新書)
