大河ドラマ「豊臣兄弟!」で山田涼介さんが演じる豊臣秀次(とよとみひでつぐ)。
「豊臣秀次」と名乗る以前は三好康長(妹尾正文)の養子・三好信吉(山田涼介)で、三好家の一員として叔父にあたる秀吉(池松壮亮)と小一郎(仲野太賀)による天下一統事業の一翼を担います。
豊臣秀次は次世代の豊臣一門衆であり、叔父たちの期待に応えられるかが、「豊臣兄弟!」における豊臣秀次の最大の注目ポイントです。
▼要点まとめ
・山田涼介さんが豊臣秀次を演じる
・豊臣秀次と名乗る以前は三好信吉を名乗っていた
・三好家の一員として叔父たちの天下一統事業に貢献できるか?
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結論 | 豊臣秀次とは?
「豊臣兄弟!」の豊臣秀次(山田涼介)は、阿波の戦国大名である三好康長(妹尾正文)の養子・三好信吉として秀吉と小一郎が主導する天下一統の一翼を担う武将です。
三好家へ養子に出された三好信吉が、羽柴家(豊臣家)の一門衆として、
・小牧長久手の戦い
・四国征伐
・小田原征伐
など、天下一統の過程で発生した大きな戦において、活躍できるかが注目ポイントでしょう。
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豊臣兄弟!での豊臣秀次
豊臣秀次の役名は34話以降か
「豊臣兄弟!」における豊臣秀次(山田涼介)は、最初、三好信吉(みよしのぶよし)という名前で登場します。
これは史実の三好孫七郎信吉が、1582(天正10)年半ばごろから1584(天正12)年半ばごろまで、阿波の戦国大名であった三好康長の養子に出されていた史実に基づく設定であると考えられます。
ただその後、三好信吉は三好康長との養子縁組を解消したことから、1585(天正13)年の半ば以降には「羽柴秀次」を名乗るようになり、その後「豊臣秀次」と呼ばれるようになります。
一方、「豊臣兄弟!」のあらすじは、1583(天正11)年4月ごろの出来事を描く、33話「市の最期」までしか公開されていません。
こうした状況から「豊臣兄弟!」に出演する山田涼介さんが「豊臣秀次」の役名として登場するのは、34話以降になる可能性があります。
豊臣兄弟!における豊臣秀次の役柄
2026年7月20日、NHKは「豊臣兄弟!」の29話「天下への道」以降に登場する新たな出演者として、豊臣秀次(三好信吉)役にHey!Say!JUMPのメンバー山田涼介さんを起用することを発表しました。
その役柄についてNHKは次のように説明しています。
ともと長尾吉房(弥兵衛)の子、幼名・万丸。小一郎たちが宮部継潤を調略した際に養子に出され、さらに三好康長の養子となる。やがて秀吉のもとで一門衆として天下一統の一翼を担うことを期待されるが……。
NHKが紹介した文章で注目すべき箇所は、「天下一統の一翼を担うことを期待されるが……。」という部分です。
文尾がはっきりせず、すっきりしない表現がどこか引っ掛かります。
豊臣兄弟!における豊臣秀次の注目ポイント
しかし、この曖昧な書き方こそが最大の注目ポイントでしょう。
実は史実における豊臣秀次は、三好康長との養子縁組を解消して羽柴家に呼び戻され「羽柴孫七郎信吉」と名乗っていた時期、叔父の羽柴秀吉は織田信雄・徳川家康の連合軍と小牧長久手の戦いを繰り広げていました。
1584(天正12)年4月9日、羽柴孫七郎信吉は別働隊の大将として、徳川家康の領国の1つであった三河に侵攻しようとしますが、逆に徳川家康・井伊直政らに動きを返り討ちに遭ってしまいます。
このときの戦闘は、「小牧長久手の戦い」全体の戦いとは区別して、「長久手の戦い」とも呼ばれています。
この「長久手の戦い」において羽柴孫七郎信吉は、配下にいた、
・池田恒興
・池田元助
・森長可
の3名の大将を戦死させてしまいました。
日本の中世史を研究している小和田哲男氏の著作「豊臣秀次『殺生関白』の悲劇」によると、「長久手の戦い」における三河侵攻作戦は、当時の豊臣秀次の進言によるものと説明しています。
総大将であった羽柴秀吉が、自ら立てた作戦によって3人もの大将を死なせてしまった秀次を、厳しく叱責したことは想像に難くありません。
NHKは「豊臣兄弟!」に登場する豊臣秀次(三好信吉)の役柄を、「天下一統の一翼を担うことを期待されるが……。」と奥歯に物が挟まったような紹介をしています。
NHKがこのような表現を用いている理由は明らかではありませんが、豊臣秀次は史実における「長久手の戦い」で苦い経験をしていることから、この出来事がドラマでも描かれる可能性があるでしょう。
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豊臣秀次役は山田涼介さん
「豊臣兄弟!」で豊臣秀次(三好信吉)を演じるのは、Hey! Say! JUMPのメンバーとして活躍する山田涼介さんです。
1993(平成5)年5月9日生まれ、東京都出身。歌手として活動する一方、「暗殺教室」「鋼の錬金術師」「親愛なる僕へ殺意をこめて」など、映画やドラマでも数多くの主演を務めてきました。
「豊臣兄弟!」が山田涼介さんにとって初めての大河ドラマ出演となります。NHKのインタビューでは、豊臣秀次について「戦国Z世代」と表現し、新しい時代の若者らしい人物像を演じたいと意気込みを語っています。
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参考文献
今回の記事は以下の書籍を参考文献としています。
これらの著作の著者のうち、黒田基樹さんは、2026年のNHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」で時代考証を担当されています。
