豊臣兄弟!の浅野長政(浅野長吉)について
豊臣兄弟!の浅野長政(浅野長吉)とは
NHKの2026年大河ドラマ「豊臣兄弟!」のガイドブックである「豊臣兄弟! 前編 (NHK大河ドラマ・ガイド) 」が2025年12月15日に発売されました。
ガイドブックでは「豊臣兄弟!」に出演する俳優が多く紹介されていますが、浅野長政(あさのながまさ)(または浅野長吉)(1547~1611年)については誰がキャストされて出演するのか公表されていません。
豊臣兄弟! 浅野長政(浅野長吉)役は大地伸永さん
NHKは2026年1月7日に大河ドラマ「豊臣兄弟!」の浅野長吉役として大地伸永さんをキャストしたことを発表しました。
大河ドラマ【豊臣兄弟!】
— 大河ドラマ「豊臣兄弟!」2026年1月4日放送開始 (@nhk_toyotomi) January 7, 2026
《 新キャスト発表 》
のちの浅野長政#浅野長吉(あさの ながよし) / #大地伸永
大地さんからのコメントはこちら
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大地伸永さん プロフィール
2001年生まれ、埼玉県出身。NHKの大河ドラマでは2015年の「花燃ゆ」に出演。
浅野家の養子になったころの浅野長政(浅野長吉)の動向
浅野長政(浅野長吉)は婿養子になる前から浅野長勝と甥・叔父の関係にあった
浅野長政は浅野長勝・七曲殿(「豊臣兄弟!」のふくに当たる女性)夫妻の実子ではありません。もともと浅野長政は尾張の国衆・安井重継と安井重継に嫁いだ浅野長勝の妹の間にできた子供です。
「豊臣兄弟!」のややの役柄説明において「浅野長吉は浅野長勝の婿養子」とありますが、それ以前に浅野長政と浅野長勝は「甥と叔父」の関係にありました。
また「長吉」という「長政」以前に名乗った名前は、浅野家の通り字である「長」という字と、「木下藤吉郎秀吉」の偏諱である「吉」の字を組み合わせてできたと考えられています。
浅野長政がややと結婚し浅野家の婿養子となったのは22才のときです。実父の安井重継のもとで成人男性が名乗る実名や通称があったはずですが、安井家に因む浅野長政の名前は伝えられていません。
1573(天正元)年に秀吉から知行120石を与えられる
浅野長政は、秀吉にとっても義理の弟にあたり、「浅野長吉」と名乗った時に秀吉の偏諱である「吉」の一字をもらっていることから、早くから重要な存在として見なされていたようです。
「羽柴秀吉とその一族」では、浅野長政が浅野家の婿養子となってから5年後の1573(天正元)年に120石の知行が与えられたと説明しています。
長吉の史料での初見は、天正元(一五七三)十二月に、秀吉から知行百二十石を与えられているものになり(秀吉七四)、官途名弥兵衛尉で見えている。この時、長吉は二七歳になっていた。またこれによって、このときには明確に秀吉の家臣として存在していたことがわかる
1573(天正元)年というと、織田信長は宿敵となっていた北近江の大名・浅井長政を殲滅し(「豊臣兄弟!」の17話「小谷落城」の時代)、藤吉郎(池松壮亮)はその戦功として信長から近江長浜12万石の大名に取り立てられた時期です。
1573(天正元)年ごろの秀吉には何代にも渡って仕えてくれた譜代の家臣などは存在せず、かつ男性の親類縁者も少ない状態でした。「浅野長吉」と呼ばれた浅野長政は、秀吉から貴重な「即戦力」であったに違いありません。
豊臣兄弟! 浅野長政(浅野長吉) 関連記事と参考文献
豊臣兄弟! 浅野長政(浅野長吉) 関連記事
浅野長政の妻となるやや(屋々または長生院)については下記の記事で紹介しています。
浅野長政(浅野長吉)の義理の関係にある浅野長勝、ふく、寧々については、それぞれの下記の記事で詳しく説明ています。合わせて参考にしてください。
- 浅野長勝(浅野又右衛門) 寧々の養父 織田信長の馬廻衆
- 豊臣兄弟! 浅野長勝(宮川一朗太)寧々の父 織田信長の家臣
- 豊臣兄弟! ふく(森口瑤子)寧々の母 浅野長勝の妻・七曲殿
- 豊臣兄弟! 寧々(ねね)豊臣秀吉の正室(正妻)(浜辺美波)
豊臣兄弟! 浅野長政(浅野長吉) 参考文献
今回の記事は以下の書籍を参考文献としています。なおこれらの著作の著者のうち、黒田基樹さんは大河ドラマ「豊臣兄弟!」で時代考証を担当されています。
