豊臣兄弟! 3話 あらすじ
戦のどさくさに紛れて父の敵を討とうとする藤吉郎
故郷の中村をあとにした小一郎(仲野太賀)・藤吉郎(池松壮亮)・直(白石聖)は清須の城下町にたどり着きます。
藤吉郎は目をかけてもらっている浅野長勝(宮川一朗太)の屋敷を訪ねて、長勝の娘・寧々(浜辺美波)の侍女として推薦。小一郎は藤吉郎の借家で暮らすことに。
夜が更けた頃、藤吉郎は小一郎に父・弥右衛門(小林顕作)の仇である城戸小左衛門(加治将樹)を、戦のどさくさに紛れて討つ計画を明かします。
今川義元が尾張国に侵攻
1560(永禄3)年5月、駿河国・遠江国の大名である今川義元(大鶴義丹)が2万5,000もの大軍を率いて尾張国に侵攻するという知らせが織田家に知らされます。
この軍勢に対して清須城では重臣の佐久間信盛(菅原大吉)・林秀貞(諏訪太朗)・柴田勝家(山口馬木也)・佐久間盛重(金井浩人)たちが野戦をするか籠城戦をするかで激論。
その夜、重臣の1人である丹羽長秀(池田鉄洋)から織田信長(小栗旬)のもとに、義元配下の松平元康(のちの徳川家康)(松下洸平)が大高城に兵糧を運び込み、対今川の前線基地である鷲津砦と丸根砦に攻めかかったという報せがもたらされることに。この報せを聞いた信長は全軍に出陣命令。
藤吉郎が他の足軽たちとともに出陣の支度をしていると、具足をつけた小一郎も現れます。
豊臣兄弟! 3話 ネタバレ
寧々は浅野長勝・ふく夫妻の養女
「豊臣兄弟!」の第3話ではのちに藤吉郎(池松壮亮)の正室(正妻)となる寧々(浜辺美波)が初めて登場します。
「豊臣兄弟! 前編 (NHK大河ドラマ・ガイド) 」ではその寧々の父は浅野長勝(宮川一朗太)と説明していますが、史実では2人の関係は養子縁組をした関係です。
浅野長勝と、「七曲殿」とも呼ばれた妻・ふく(森口瑤子)の間には実子がなく、ふくの実の妹である朝日殿と杉原道松との間にできた寧々を養女として迎え入れていました。
こうした寧々・浅野長勝・ふく(七曲殿)・朝日殿・杉原道松の関係を家系図にすると、以下のとおりになります。

小一郎・藤吉郎の父親「弥右衛門」は在郷被官(在村被官)
また3話では1話に引き続き、小一郎と藤吉郎の父親である「弥右衛門」のことが再び語られます。「豊臣兄弟!」の藤吉郎の話によると15年前の戦で深手を追い亡くなったとのことです。
実在した豊臣秀吉・豊臣秀長兄弟の父親・妙雲院殿栄本が実際に1545(天文14)年ごろに戦に出ていたかどうかは分かりません。
ただし大河ドラマ「豊臣兄弟!」で時代考証を担当されている黒田基樹さんの著書「羽柴秀吉とその一族」によると、秀吉・秀長兄弟の父親は戦に出るような在郷被官(在村被官)であることは推定されています。
在郷被官は半農半兵として農村で生計を立てる存在で、平時は農業に従事し、戦時になると兵士として出陣する郷士のことです。
秀吉・秀長兄弟の父親は、「関弥五郎兼員(せきやごろうかねかず)」という苗字を持つ男性の娘、つまり天瑞院殿(「豊臣兄弟!」のなかにあたる女性)を妻として結婚していたことから、農村においては決して身分が低い存在ではなかったとでしょう。
なお、大河ドラマ「豊臣兄弟!」のとあらすじとネタバレを1話から最終回まで一気に読みたいという方は、「豊臣兄弟! ネタバレ あらすじ 最終回まで 2026年大河ドラマ」という記事を参考にしてください。
豊臣兄弟! 3話 キャスト 相関図
豊臣兄弟! 3話 キャスト 相関図
大河ドラマ「豊臣兄弟!」の3話に登場する人物のキャスト一覧とその相関図です。
豊臣兄弟! 全体のキャスト 相関図
大河ドラマ「豊臣兄弟!」全体のキャスト 相関図については下記の記事が参考になります。
また「豊臣兄弟!」のキャスト 相関図の中でも豊臣家の人たちだけにしぼったものについては下記の記事が参考になります。
豊臣兄弟! 3話 関連記事と参考文献
豊臣兄弟! 3話 関連記事
寧々の家系図や、寧々の養父で織田信長の馬廻衆をつとめていたとされる浅野長勝については下記の記事でも詳しく説明しています。
また豊臣秀吉・豊臣秀長の父母で、「豊臣兄弟!」の「弥右衛門」となか(坂井真紀)にあたる人物については以下の記事で詳しく説明しています。
豊臣兄弟! 3話 参考文献
今回の記事は下記の書籍を参考としています。これらの著作の著者のうち、黒田基樹さんと柴裕之さんは大河ドラマ「豊臣兄弟!」で時代考証を担当されています。
